2023年5月31日の夜、「日本国際交流支援協会」主催の 2023『歓聚東京の夜』音楽会 が東京・豊洲文化センターにて盛大に開催されました。本音楽会は、「日中平和友好条約」締結45周年を記念し、中国文化を発揚し、日中友好を促進するとともに、日本在住華人の文化生活を豊かにすることを目的としています。出演者たちは一堂に会し、日中の平和友好交流の美しい一ページを共に綴り、祖国の繁栄を舞台上で表現しました。中国文化の色濃い雰囲気が演出され、観客の熱い反響を呼び、拍手が鳴りやみませんでした。

今回の公演は 全22演目、約3時間 にわたり開催されました。オープニングでは、中国の悠久の歴史を旅するかのような演出が施され、京劇や変面、琵琶・二胡演奏、太極拳の武術演舞、伝統民族舞踊など、多彩な中国伝統芸能が披露されました。
出演団体には、
皇藝芸術、東京日中文化交流歌舞団、iCDGダンスグループ、東京華舞、CONNECT BODY WALKING、華音の旅合唱団、笨鳥グループ、日本漢服社 などが名を連ねました。また、今回の舞台に立った出演者の中には、StudioMが推薦したアーティストも多く、StudioMとの深い協力関係がうかがえました。在日華人社会には多くの才能が眠っており、本音楽会はその才能を発揮できる貴重な舞台となりました。出演者にとっても観客にとっても、かけがえのない思い出となったことでしょう。


主要な出演団体・アーティスト紹介
皇藝芸術
2020年に設立された、東京在住の華人・華僑向けの プロフェッショナルな成人向け舞踊教室。
中国古典舞踊、中国民族・民間舞踊、ジャズダンス、モダンダンスなどを指導。

王旋(二胡演奏)
- 中国音楽家協会会員
- 日本国際音楽家協会理事長
- 米国IRVINE音楽学院芸術顧問
- バロック音楽センター芸術監督
- 「優秀教師」賞を多数受賞

劉妍(京劇・変面)
- 1985年、瀋陽京劇芸術学校を卒業し、瀋陽京劇院に入団
- 「優秀俳優賞」を多数受賞
- 1992年に来日し、日本各地で京劇公演を続け、京劇の普及に努める
- 華麗で俊敏な身のこなしと、独特の「変面」技で観客を魅了

Yoko(太極武術)
- 6歳から太極拳を学び、中国でプロの太極拳選手として活動
- 2007年に来日し、太極文化の普及に貢献
王有国(二胡・バイオリン演奏)
- 中国国家一級俳優
- 中国音楽家協会会員
- 日本国際音楽家協会副会長
- 日本バロック芸術センター総監督
- 50年以上にわたり音楽教育に従事し、多くの優秀な音楽家を育成
- 彼の門下生は世界的な音楽コンクールで多数の賞を受賞し、国際舞台で活躍
東京日中文化交流歌舞団
- 2019年春に結成された、在日華人の文芸愛好家による団体。
- 歌や踊り、楽器演奏を愛するメンバーが集い、定期的に公演を行う。
iCDGダンスグループ(子供ストリートダンス)
- 偶然の機会で結成された子供向けストリートダンスクラス
- 週末の1時間の練習で、子供たちは「疲れた」と言いながらも、音楽が流れるとすぐに踊り出すほどの情熱を持つ


主催者のコメント
主催者は、「今回の公演は新たな試みであり、今後は モデルウォーキングやダンスクラスの開設 など、在日華人のアーティストが才能を発揮できる舞台をさらに増やしていきたい」と述べました。